Xmas blend2020

こんにちは。シロネコ(夫)です。
11月に入り2020年も残り2カ月。
今年もこの時期がやってきました。
年に一度の期間限定コーヒーXmas blendです。
今年はXmas blend2020として、パッケージはそのまま採用し
名前とブレンド内容を変更しました。
というのも、2019年までのXmas blendはkainatsuさんに
「三毛猫ブレンド」と名付けて頂いたことをきっかけに、
レギュラーメニューになり、今年は新たにXmas blendを作ったということです。
今回は新たに作ったXmas blend2020について書いてみようと思います。
Xmas blend2020試作開始
8月某日。そろそろ今年のXmas blendを考えないとなと動き出しました。
真夏にクリスマスの事を考えるという不思議な感覚…。
1つ目のルール
まず最初に決めたのが、味の系統。
前回と似た系統にするのか?
それとも全く異なる味にするのか?
クリスマスをイメージすると、浮かんでくるのは・・・
・イチゴのケーキ
・サンタさん
・赤
・緑
・白
という感じで、これは三毛猫ブレンド(旧Xmas blend)を作った時も同じでした。
そうなると、自然と味は前作を継承する感じに。
2つ目のルール
「前作(三毛猫ブレンド)と同じ豆は一切使用しない」
味の系統は、前回と同じベリー系に寄せることに。
その為あえて、同じ豆は使用せずに作ってみることにしました。
生豆&焙煎
味の系統が決まったので、様々な生豆を仕入れ。
今までに使った事の無い、国や農園の豆を試しまくりました。
現在使用している三毛猫ブレンド以外の豆も、焙煎を変えたりもして
とにかくトライ&エラーの繰り返し。
いつものことですが、ぜんっぜん上手くいきません。
自分で決めた、2つ目のルール「同じ豆は使わない」が、
ハードルを上げる結果になり苦しみました(笑)
決断
結局、全くブレンドが決まらないまま、10月になってしまいました。
Xmas blendの販売は11月からを予定しており、ドリップバックなどの
製造納期を考えるとギリギリの状況でした。
そして、決めたのが・・・
よし!あきらめよう!
オレ、がんばったわ!!今年は無理!!(笑)
と本当に作成を断念しました。
閃き
Xmas blendを諦めたら、なんだかすっきりしました。
また来年・・と思っていたらある朝、なぜか急に思いつきました。
これならイケるかも!?と思ってすぐに試作。
イメージ通りとは、いかなかったものの、かなり近い感じに。
そこから、何回か調整をしてようやく新作Xmas blend2020ができました。
この時、イメージしたのが
「いちごのショートケーキ チョコレートがけ」でした。
「いちごの甘酸っぱさ」と「チョコレートのほろ苦さ」
皆さんが飲んだ時に、この感じが伝わればうれしいです。
ブレンドの内容は特に秘密と言うわけではないのですが、ここには書いてません。
聞いていただければ、お答えしますので遠慮なくお声がけください。
お湯の温度
最後に美味しく飲むためのワンポイントアドバイスです。
Xmas blend2020のローストは中深煎り。
なのでお湯の温度はちょっと低めの85度くらいが適温です。
調節方法としては・・・
やかんでお湯を沸騰させる
↓
沸騰したお湯をサーバーに移す
↓
サーバーのお湯をドリップポットに移す
↓
ドリップ
これでだいたい適温になってます。
これなら温度計が無くても出来ますしサーバーも温まります。
是非、お試しください。
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