酸味の無いコーヒーはどれ?それでもやっぱり酸味は苦手。
こんにちは。
自家焙煎珈琲豆シロネコ店主シロネコ(夫)です。
皆さんコーヒーの酸味は好きですか?私はコーヒー以外酸味は好きですがコーヒーだけは酸味が苦手です。
ということで今日は酸味の無いコーヒーが好みという方向けの内容になります。
目次
コーヒーの酸味とは?
コーヒーの酸味には大きく分けて2種類あります。
1つは誰もが嫌いな古くなって酸化した酸味。
大体1カ月以上経過すると酸化が進みこの酸味がでます。これはもう消費期限の切れた味だと思ってください。
もう1つは豆が元々持っている酸味です。
近年、スペシャルティーコーヒーの登場により酸味が評価されるようになってきました。
「良質な豆を浅煎りで焙煎したフルーティーな酸味は嫌な酸味とは違うんですよ」というコーヒー屋さんは多いです。
もちろんそれもわかります。確かにアツアツのうちは飲めるのですがどーしても冷めてくるとダメなんです。
やはり苦手なものは苦手なんです。
酸味の無いコーヒーを選ぶには?
元々すべてのコーヒー豆には酸味はあります。
生豆に火を加えて煎ることを焙煎といい焙煎時間が長いほど酸味が抜け苦みが強くなっていきます。
日本では焙煎度合いを8段階に分けられています。
- ライトロースト
- シナモンロースト
- ミディアムロースト
- ハイロースト
- シティーロースト
- フルシティーロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト
下に行くほど焙煎時間が長く酸味が消えていきます。
これを大きく3段階ににわけると
浅煎り(ライトロースト~ハイロースト)
一般的にフルーティーな酸味を売りにしているお店はこのあたりです。
酸味が苦手であればここら辺は選ばないほうが良いです。
当店では扱っていません。
中煎り(シティーロースト、フルシティーロースト)
このあたりから酸味は消えてきて徐々に苦みが出てきます。
ただ、豆によって大きく異なりブラジルなんかでは元々の豆に含まれる酸味の量が少ないためこの辺りで酸味が消えます。
一方、ケニアやタンザニアなどのアフリカの豆は酸味が強くこのあたりでもはっきりと酸味が出てきます。
当店でいうと
がこのローストに該当します。
も該当しますが酸味が少しあります。
深煎り(フレンチロースト~イタリアンロースト)
ここまでくるとほぼ全ての豆は酸味が消え苦みが強く出てきます。
酸味が苦手な人はこのあたりの豆を選びましょう。
当店でいうと
などが該当。というよりその他の豆、全部が該当します。
まとめ
・酸味が嫌いであれば浅煎りは避ける
・中煎りは豆によって酸味のある豆と無い豆がある。
・深煎りならほぼ全ての豆は酸味が無い
※ローストは各店舗によって若干の違いがあります。
シティーローストを深煎りというみせもありますのでご注意ください。
最後に
今回は酸味について書きましたが酸味が無くなるということは代わりに苦みも出てくるということになります。
次回は苦みにスポットを当てて書いてみようと思います。
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